2009年12月21日月曜日

Android SDK(2.0)のインストール方法

Androidアプリケーション開発の環境構築に挑戦してみました。
OSはMac OS X Snow Leopardとなっておりますので、ご興味のある方はご参考までに。

1. まず最初にAndroid SDKをダウンロード

ダウンロードURL:
http://developer.android.com/intl/ja/sdk/index.html

Platformというところから、Mac OS X(Intel)の行のリンクをクリックし、Zipファイルをダウンロードします。2009年12月現在で、SDKのバージョンは2.0です。

2. SDKファイルの配置

ダウンロードしたZipファイルを解凍し、含まれる3つのフォルダと1つのファイルを、適当なフォルダを作成して配置して下さい。
私はMacintosh HD内に「/Developer/android-sdk-mac_86/」という階層で配置しました。このディレクトリは後ほど必要になるので覚えておいて下さい。

3. 環境変数の設定

Android SDKの「tools」パスを、Macに記憶させるために、環境変数をセットします。

方法は、アプリケーションの中から、「ユーティリティ/ターミナル」を開いて下さい。
ターミナルが開いたら、

「echo "export PATH=${PATH}:/Developer/android-sdk-mac_86/tools" >.bash_profile」

と記述します。

上記の「PATH=/」の後から「tools」までは先ほどAndroid SDKを配置したパスを記述するようにして下さい。

最後に変更した環境変数を反映させるコマンドを記述します。

「source .bash_profile」

4. Eclipseをダウンロード

以下のURLよりEclipseをダウンロードして下さい。

ダウンロードURL:
http://www.eclipse.org/downloads/

Eclipseはバージョン3.4以上もしくは、バージョン3.5クラシックが望ましいとのことです。
私はダウンロードURL画面下段にある「Eclipse Classic 3.5.1」をダウンロードしました。

5. Eclipseの設定とADT(Android Development Tools)のインストール

以下はEclipse 3.5 Classicの場合の設定方法となっております。

a) Eclipseを開始し、「Help > Install New Software」を選択して下さい。
b) 「Available Software」ダイアログにて「Add」ボタンをクリックして下さい。
c) 「Add Site」ダイアログにて、「name」の箇所に任意の名前(例: Android Plugin)を入力し、
「Location」の箇所に以下の文字列を入力して下さい。

Location:
https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/

もしエラーが表示されるようであれば「https」の箇所を「http」と記述して下さい。

d) OKをクリックして下さい。
e) 「Available Software」の画面に戻ったら、ドロップダウンより先ほど入力した名前を選択すると、「Developer Tools」というのが一覧に追加されていることを確認して下さい。
f) 「Developer Tools」のチェックボックスにチェックを入れ、「Next」をクリックして下さい。以降、ライセンス同意書に同意をし、「Next」を続けてクリックして下さい。
g) Eclipseをいったん終了し、再起動して下さい。
h) 再起動したら、「Eclipse > Preferences」を選択し、左のパネルより「Android」を選択して下さい。
i) 「Browse」ボタンをクリックしAndroid SDKがインストールされたパスを選択して下さい。
j) 「Apply」ボタンをクリックし、「OK」ボタンをクリックして下さい。


以上で一連のAndroid開発環境の設定は終了です。

なおこれらの設定はGoogleのホームページを参考にしたものです。

参考URL:
http://developer.android.com/intl/ja/sdk/installing.html

さてさて年末はAndroid開発を開始しようと思います。

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