2010年1月6日水曜日

Google Public DNS for Mac

皆さん、昨年末にGoogleより発表されました、Google Public DNSをご存知でしょうか?

そもそもDNS(Domain Name System)とは、URLにドメイン名が入力された場合、DNSサーバと呼ばれているコンピュータを参照し、そのドメインのもつIPアドレスを検索するシステムのことです。
例えば、私のブログのドメイン名は『i-geek-apple.blogspot.com』ですが、これは実は仮の名前であり、実際には『192.111.111.111(適当)』といったようなIPアドレスが割り当てられているのです。

ただ、このIPアドレスは人には非常に覚えづらいものであるため、通常仮の名前である、ドメイン名を入力することで正常にページを表示できるようなっているのです。またその役割を果たしているのがDNSサーバなのです。

従って、DNSサーバには『i-geek-apple.blogspot.com = 192.111.111.111』といったように、ドメイン名とIPアドレスとの対応表が存在するのです。
例えば、ウェブブラウザにURLを入力しネットにアクセスする際、ブラウザはURLを解析し、アクセスするウェブサーバのドメイン名を取得します。取得したドメイン名をDNSサーバに問い合わせて帰ってきたIPアドレスにより、ドメイン名をIPアドレスに変換してブラウザに返します。ブラウザは取得したIPアドレスを使用してウェブサーバへアクセスすることにより、表示させたいページを取得することができます。

で話を戻しますと、GoogleがPublic DNSというものを公開しました。

通常DNSへIPアドレスを問い合せると少なからずタイムラグが生じてしまいます。
しかし、GoogleのPublic DNSを使用する(ドメイン名をIPアドレスに変換する際にGoogle Public DNSに問い合せる)ことで、その名称解決を高速化すると説明されております。

このGoogle Public DNSはWindowsはもちろん、Macコンピュータでも誰でも簡単に設定することができますので、ぜひぜひ試してみて下さい。

設定方法:
1. 「システム環境設定」より「ネットワーク」を開いて下さい。
2. 使用しているネットワーク(今回はAirMac)を選択し、「詳細」から「DNS」を選択して下さい。
3. 「+」をクリックし、「8.8.8.8」と「8.8.4.4」を追加して下さい。
4. 以上で設定は終了です。




実際ウェブページの表示処理が早くなったか否かはよく分かりませんが、悪質なサイトへの誘導もされにくくなるとのことですので、一度お試し下さい。

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